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Sail Away
In America you'll get food to eat
アメリカに行けば飯にありつける
Won't have to run through the jungle
ジャングルの中を走り回る必要はないし
And scuff up your feet
足を引きずって歩かなくてもすむ
You'll just sing about Jesus and drink wine all day
賛美歌を歌い毎日ワインを飲めばいい
It's great to be an American
とても素晴らしいことさ アメリカ人になるってのは
Ain't no lions or tigers-ain't no mamba snake
ライオンやトラや毒蛇に怯えることもない
Just the sweet watermelon and the buckwheat cake
そこには甘いスイカやシフォンケーキが待っている
Ev'rybody is as happy as a man can be
みんなが幸せになれるんだ
Climb aboard little wog-sail away with me
船に乗れ 若き土人たちよ さあ航海に出よう
Sail away-sail away
出航だ 海を渡ろう
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
チャールストンの入り江へと荒波を越えて向かおう
Sail away-sail away
出航だ 海を渡ろう
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
チャールストンの入り江へと荒波を越えて向かおう
In America every man is free
アメリカでは誰もが自由でいられる
To take care of his home and his family
素敵な家と家族を持つことが出来る
You'll be as happy as a monkey in a monkey tree
猿の木の上で暮らす猿のように幸せになれる
You're all gonna be an American
だってお前はアメリカ人になるのだから
Sail away-sail away
出航だ 海を渡ろう
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
チャールストンの入り江へと荒波を越えて向かおう
Sail away-sail away
出航だ 海を渡ろう
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
チャールストンの入り江へと荒波を越えて向かおう
~アルバムSail Awayより~ (1972年発表)
若干大げさな箇所もあるが訳した
具体的な悲劇にまったく触れずしてその悲劇を強烈に回想させる曲だ
勝手な僕の解釈・妄想だが
この歌詞をこのメロディー・伴奏でランディーニューマンが歌うと
ただの騙し文句や皮肉ではなく
奴隷船で働くしかなかったバカな船乗りが涙をこらえて仕方なく嘘をついているようにも聴こえる
繰り返されるセイルアウェイという空虚な響きに
人間のおろかさ 悲しさ せつなさ 空しさを感じるとともに
それでもそういったものを背負いながらなにがあろうと歩み続けてきた人間のたくましさ
しいては人間の宿命のようなものも感じられる
この曲を聴くと辛いことや悲しいことあってもがんばろうと思えるから好き
大切な一曲です